ギターを初めて購入する時に最初に悩むのが、アコギにするのか?それともエレキギターか?
これ、ギターあるあるだと思います。
そこで今回は、まずはじめにアコギとエレキ、どっちから始めるべきなのか?最初に買う1本は?
こういった内容でお伝えしていきたいと思います!
これからギターを始める人の参考になれば幸いです。
こんな方に向けて書いてます
- アコギとエレキはどっちから始めるべき?
- アコギとエレキの違い
- アコギとエレキのメリットとデメリット
アコギとエレキどっちから始めるべき?
アコギとエレキギターですが、どちらから始めてもOKです!と言うと元も子ももないのですが、影響を受けたアーティスト、つまりどんな音楽をやりたいかによって選ぶギターが変わってくるということ!
弾き語りをやりたいならアコギが必要ですし、ロックギターをやりたいならエレキギターが必要になってきます。
あとよく聞かれるのが、初心者はどっちから始めたほうが上達が早いですか?こんな質問を受けることもありますが、どっちでも同じです。
結局やりたい音楽によって選ぶのが一番上達への近道になるでしょう。
とは言え、アコギとエレキでは色々と違うところがあるので、次項ではそのあたりのことをお伝えしていきます。
アコギとエレキの違いとは?
アコギとエレキの違いはどういうものなのでしょうか?
簡単に表にしてみました。
アコギ | エレキ | |
音量 | ギター単体で音が出る(大きい) | アンプが必要(生音は小さい) |
ボディ | 厚みがあって大きいが軽い | コンパクトで薄いが重い |
弦 | 固い | 柔らかい |
得意な用途 | ・弾き語り ・コードストローク |
・ロックギター ・リードギター ・エフェクターを使ったフレーズ |
いかがですか?
厳密に言えばもっと色々あるのですが、まずはこんな感じだと思っていただければ。
次項ではアコギとエレキ、それぞれのメリットとデメリットをお伝えしていきます。
アコギとエレキのメリットとデメリット
前項の「アコギとエレキの違いとは?」と被る部分もありますが、それぞれのメリットとデメリットを挙げていきましょう。
アコギのメリットとデメリット
まずはメリットから。
アコギのメリット
アコギのメリットはなんといっても、ギター単体で音が出ること!
ギターさえあれば、家はもちろん、公園や、河川敷、腕に自身があれば、ストリートでも演奏することができます。
よく駅前や商店街などでギターを弾きながら歌っている人見かけますよね~
ギター単体で音が出るということは、余計な機材にお金がかからないとも言えますよね。
つまりお財布にも優しいってこと!
メリット
- ギター単体で音が出る
- 最低限ギターがあれば演奏できるので経済的
- 重量が軽い
アコギのデメリット
続きましてデメリットを。
デメリットはやはり音が大きいこと。
そうなんです。
メリットだったことも、演奏する環境次第ではデメリットにもなるんですね。
マンションなどの集合住宅では、音漏れに注意が必要。
家族と同居している場合でも、「うるさい!」と、文句が出ることも^^;
そういう意味でも、アコースティックギターは音量のコントロールが苦手なギターと言えるでしょう。
少し技術的な話になりますが、ギターネックといって、指で押さえる指板部分がエレキギターに比べて大きい傾向にあります。
そのうえエレキと比べて弦も少し硬いので、コードが押さえにくいと感じる人もいるでしょう。
ギターのボディも大きく分厚いです。
けれどボディーの中は空洞なので、軽い点はプラス材料とも言えますが。
デメリット
- 音がデカくて音量のコントロールが難しい
- ギターネックが太くてなれるまでは押さえ辛い
- 弦がエレキよりも硬い
- ボディーが大きくて分厚い
エレキのメリットとデメリット
続きましてエレキギターのメリットとデメリットを解説。
エレキのメリット
エレキギターのメリットは、アンプやエフェクターでの音作りが真っ先に浮かんできます。
使う機材によって変幻自在なサウンドが作れること!
もう一つ特筆すべきメリットは、音量を簡単にコントロールできるところ。
エレキギターの場合は、アコギと違ってアンプのスピーカー部分から音を出します。
つまり、電気信号で音を増幅させる仕組みなので事細かく音量を調整できるわけです。
なので集合住宅でも時間を気にせずに練習が可能だということ!
アンプのヘッドホン端子につなげば、大音量で練習することだってできます。
ここはエレキギターの大きなメリットではないでしょうか。
弦が柔らかいのでコードを押えやすいのもエレキならではのメリット。
アコギと比べてネックも細くて、ボディーも薄くて小さい!ここもメリットと言えるでしょう。
ですがアコギよりも本体の重量はあります。
メリット
- 機材によって好きな音作りが可能
- 音量を簡単に調整できるので時間を気にせず練習できる
- 騒音トラブルを防げる
- ネックが細いのでコードを押えやすい
- 弦が柔らかい
- ボディがコンパクト
エレキのデメリット
アコギと比べてエレキのデメリットといえば、まずはギター単体では音が出ないこと。
アンプが必要になってくるので別途機材を購入する必要があります。
とはいえ、最近ではコンパクトながら簡易的なエフェクターが内蔵されているアンプも売っているので、予算にあった機材を選びましょう。
弦が柔らかい分、切れやすいというのもデメリットでしょうか。
ギターソロなどでチョーキング(弦を指先で持ち上げて音程を変化させるテクニック)すると、意外と簡単に切れてしまいます。
なので必ず予備の弦が必要。
アコギに比べてボディーが重い。
デメリット
- 音を出すにはアンプとシールドが必要
- 凝った音作りにはエフェクターなどの機材が必要になってくる
- 弦が細いので切れやすい
- ボディーが重い
アコギ、エレキ、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
まとめ
アコギとエレキ、どっちから始めるべきかについてお伝えしてきましたががいかがでしたでしょうか?
まずはご自分のやりたい音楽、影響を受けたアーティストのタイプから選ぶのが正しい選択かと。
ただしアコギの場合は近隣の迷惑にならないよう、夜遅くの練習は控えたほうが無難ですね。
欲しいギターを購入して、楽しいギターライフを!!