ギターの耳コピはいつから始めればいいの?
ギターを始めたばかりの初心者には気になるところですよね。
コードも少しずつ覚えてきて、曲を弾くのが楽しくなってきたタイミングで、私も同じようなことを考えました。
そこで今回は、
- ギターの耳コピはいつから練習するべきなのか?
- ギターの耳コピってどれぐらいで出来るようになる?
- ギターの耳コピの練習方法やコツとは
こういった内容でお伝えしていきます!
ぜひ最後までご覧ください。
ギターの耳コピはいつから?始めるタイミング!
「ギターの耳コピっていつから始めるのがベストタイミングなのか?」
ギター初心者なら一度は考えたことがあるでしょう。
では、ギターの耳コピはいつから始めるのがいいのか?
始めるタイミングについては一概には言えませんが、いつでも、自分自身がやってみようというタイミングで始めてみると良いでしょう。
始めて耳コピにチャレンジする時はまず最初に、自分が好きな曲やアーティストの中でも特にシンプルな曲からはじめるのがおすすめ。
初心者がギターを耳コピするには、とにかくできるだけ簡単な曲から始めるのがポイントです。
自分の好きなアーティストやよく聞く曲の中にも簡単なメロディやコード進行の曲が1曲ぐらいあるはず。
仮にコードがわからない場合でも、YouTubeやオンラインのギターコード譜を利用して基本的なコードを覚えることも可能ですよ。
ギターを弾くことが楽しくなり、曲をより深く理解できるようになると、耳コピへの興味も高まってくるはず。
好きな音楽に耳を傾けながら、ギターの耳コピを始めてみましょう。
ギターの耳コピは何年くらいで習得できるの?
ギターの耳コピって何年くらいで習得することができるのでしょうか?
「ギターの耳コピは何年くらいで習得できるの?」と聞かれることもあるのですが、それは一概には言えません。
と言いますのも、練習量や、効率的な練習方法、あと生まれ持ってのセンスなども関係してくるからです。
なので同時にギターを始めた友人同士でも、ギターが上達するスピードは違うはずです。
一般的な考えですが、毎日コツコツと練習を積み重ねることで、1~2年程度で基本的な耳コピができるようになる人が多い気がしますね。
ちなみに私は早い段階で耳コピにチャレンジしましたが、ちゃんとコピーできるようになるのにかなりの時間を費やしました。
はっきりいってセンスはないと言えるでしょう笑
ただし、先程の例はあくまで一般的な目安であり、人によって大きく異なります。
また、コピ―する曲のレベルにもよりますね。
簡単なメロディを耳コピするのは比較的早くできるようになりますが、複雑なコード進行や独特のリズムを耳コピするのは、それなりの経験と知識が必要です。
大切なのは、焦らず自分のペースで進めること。
そして、耳コピの練習を楽しむことです。
それが上達への近道となるでしょう。
初心者必見!ギターの耳コピのやり方とコツ!
ギターの耳コピができないと悩んでいる初心者の方、焦る必要はありませんよ。
私も同じような経験をしてきましたから笑
耳コピは一すぐにマスターできるほど簡単なことではないです。
ですが、正しいやり方とコツを覚えれば、確実に上達していきます。
まず、耳コピの基本的なやり方から説明しましょう。
耳コピは、聴いた音楽を自分で再現する練習です。
まずは、簡単なメロディから始めてみましょう。
例えば、お気に入りの曲のワンフレーズを何度も聴き、そのメロディを頭に入れます。
次に、単音でいいのでそのメロディをギターで弾いてみましょう。
最初は難しいかもしれませんが、まずは何よりす少しずつでもいいので成功体験を重ねることが重要。
とにかく簡単なフレーズから何度も聴き直してはギターの指板上で音を探す。← これの繰り返しです。
一曲全体を耳コピしようとすると、なかなか進まないことがあります。
そこで、一部分だけを切り出して耳コピすることで、モチベーションも維持することが大切。
現在ではパソコンやスマホアプリでも、同じ箇所をリピートさせてくれる上に、音程を変えずにスロー再生してくれるアプリもあります。
「聞々ハヤえもん」(ぶんぶんはやえもん)というアプリです。
このアプリを開発してくれた人は耳コピ初心者の救世主と言ってもいいでしょう。
それぐらいすごいアプリです。
パソコン版とスマートフォン版があるのでぜひ使ってみてくださいね。
すごく高性能なアプリですが、全て無料で使うことが可能です。
すごい時代ですよね^^
ギターで耳コピができるようになると得られるメリット!
ギターを耳コピできるようになることで色々なメリットがあります。
順番に解説しましょう。
楽の構成やパターンが見えてくる
楽譜やタブ譜だけでなく、耳で音を取り込むことで、曲の構成やアーティストの癖がわかってきます。
同じアーティストの曲って結構似てるフレーズなど多用していますよね。
「この曲ってあの曲と似ているな」
こんなふうに感じたことあるのでは?
それは、アーティスト特有のギターフレーズや手癖が関連してます。
同じアーティストの曲をじっくり聞いて耳コピしていくことで、そのアーティストの演奏するフレーズのパターンが見えてくるからです。
「このフレーズはこうやって弾いているな」
「このフレーズのコード進行はこうだな」
というふうに予想できるようになってきます。
ここまでくれば耳コピの中級者と言ってもいいでしょう。
他のミュージシャンとの共演がスムーズに
耳コピのスキルを習得できれば、あなたはもうジャムセッションに参加することも可能です。
始めて一緒に演奏するギタリストとでも、一緒にセッションができるようになると、さらにギターが楽しくなってきますよ。
これまで耳コピで訓練してきたことで、聴いた音をすぐ弾けるようになるからです。
ギターフレーズを聴いただけで、コード進行などが聞き取れるようになってくるとあなたも立派なギタリストの仲間入り。
アレンジやカバーの幅が広がる
耳コピをマスターすることでこんなメリットもあります。
それは、好きなアーティストの曲を自分流にアレンジできる。
つまりオリジナリティーのあるギターフレーズを弾けるようになるということ。
好きな曲を独自のアレンジで演奏できれば、新しい一面を楽しむことができますし、自分で曲を作ることも可能になってきます。
耳コピを習得することでオリジナルの曲を作ることができるように!!
音楽への感性や聴覚の向上
耳コピを続けることで、細かな音やニュアンスを聴き取る事ができるようになります。
音楽を深く理解することができれば、ギターや楽器により愛着が湧いてきます。
ギターで耳コピができるようになることは、単なる演奏技術だけでなく、音楽への感性や理解が深まることにつながるのです。」
どんな曲でも弾けるようになる
耳コピができるようになると、どんな曲でも弾けるようになります。
これまではスコア譜や、TAB譜がないと弾けなかった曲でも弾けるようになるでしょう。
ここまでお伝えしてきた内容から、いかに耳コピがギターのスキルアップに重要な要素かということがわかってもらえたのではないでしょうか。
これらのメリットを活かすために、ぜひ、たくさんの楽曲を耳コピしてみてくださいね。
私のギター耳コピ体験談
私自身もかつてはギター初心者で、耳コピに苦労した経験があります。
最初は何をどうしたらいいのかさっぱりわからず、ただひたすらに好きな曲を聴き、それを再現しようと試みました。
しかし、なかなか思うようにいかず、何度も挫折しそうに^^;
そんな時、ある先輩から「コードのベース音を聴き取れ」というアドバイスをもらいました。
コードのベース音は一番低い音なので、結構簡単に聴き取ることができます。
もしそれでも聴き取ることができなければ、ベースの音を拾うようにします。
ベースというのは曲の一番低音を担当する楽器。
つまりベース音を拾うことで、ギターのルート音を見つけることができます。
仮にルート音がCだとしたら、その部分のコードはCだと仮説できますよね。
あとはルート音以外の音を足していって、どのコードの響きがしっくり来るのか聴き分けるだけです。
明るい響きなら、メジャーコード、暗い響きならマイナーコード、それ以外にもDimと呼ばれるコードや、ルート音から7番目の音を足した、7thコードなどいろいろなバリエーションを弾いてみること。
このときの先輩のアドバイスで一気に耳コピの精度があがったんです。
それからは、一曲全体を耳コピしようとするのではなく、一部分だけを切り出して耳コピするようにしました。
その結果、少しずつですが、耳コピのスキルが上達。
また、耳コピができるようになったことで、音楽に対する理解が深まり、自分の演奏のレパートリーも増えていきました。
耳コピを通じて、音楽の構成やメロディ、リズム、ハーモニーなどを深く理解することができ、自分だけのオリジナルな演奏を生み出すことが可能になったのです。
これらの経験から言えることは、耳コピは決して一夜にして身につくものではないということ。
重要なことなのでもう一度いいますが、コツコツと練習を重ねることで、必ず耳コピのスキルは上達します。
耳コピを経験すればするほど、どんな音でも拾えるようになってくるでしょう。
まとめ
この記事では、ギターの耳コピについて詳しく解説しました。
耳コピはいつから始めるべきか、何年くらいで習得できるのか、そして耳コピができないときの対処法について、具体的なやり方やコツを伝授しました。
また、耳コピができるようになると得られるメリットについても触れました。
音楽的表現力の向上、音楽の楽しみ方の拡大、自己表現の手段としての有効性、そして耳のトレーニングといった多岐にわたるメリットがあります。
私自身のギター耳コピ体験談を通じて、耳コピの練習が音楽を楽しむ一部であること、そしてコツコツと練習を重ねることで必ず上達することをお伝えしました。